眼球ラジオ

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眼球ラジオ第⑥回~早稲田と東京学芸大に受かった私が留年した話~

今週のお題「卒業」

 

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 あ、あー今回も始まりました、眼球ラジオ第6回です。ネットの片隅をジャックし続けるも、あんまりにも聞いてる人がね、まあーそのほとんどゼロに近いということでね、浅ましく今週のお題にすり寄って行きたいと思います。

 

 まあこの話題も私と無関係じゃなくてですね、何しろ卒業できなかったという話ですわ。大学を。見事に五年目に突入してしまいました。その懺悔もかねてなぜ早稲田で留年したのか?についてちょっと話したいと思います。ちなみにまだ親には言ってません。泣きてえなあ。そんなわけで今回もどうしようもない五年生の困り者の放浪者miyathemoneyがお相手でございます(韻ふみ)。

 

 まあそもそも私勉強ができない方じゃありませんで。現役で早稲田と東京学芸大学国語科に受かっております。これを読んでるクソ田舎在住のインターネットピープルは「は?東京学芸大?早稲田?俺の地元の国立より偉いんだべか?」と大根でも掘り起こしながら思っていることと思います。え?馬鹿にし過ぎ?大丈夫です。かくいう私もくそ田舎の生まれでございます。何しろ最寄駅が無人駅という具合でですね、夜には提灯が無いと歩けないという非常に興趣あふれるところで育って参りました。

 

 え、そんなこんなで勉強が出来てですね。東京学芸大か早稲田どっちか選べと言われましても何分当方くそ田舎のインターネットピープルですから、どっちがいいのか悪いのか、早稲田も学芸大も一ヶ月前受験校を決める時に知ったばかりでございます。駅伝も見てないしね。そんな暇があったら正月からインターネットだ馬鹿野郎と言った具合でですね、鬱々と生きてきたわけです。

 

 まあ大事な日は気付かないうちに回ってくるということで、夜を徹して友達の家で映画をみて○○を飲んで、遊びまわって帰ってきた朝に親から「どっちにすんだ」と。もうとにかく寝かして欲しかったんでね「早稲田早稲田」と適当言って入学の次第になったわけでございます。

 

 入ってからも特に勉強がしたいわけでないんでね、部活に熱中。このサークルじゃなくて部活ってところが肝でね、まあ何かと忙しいわけであります。そんなこんなで三年生になって「はて就活はどうすんだ」という疑問符がようやく頭にもたげてくるわけです。部活ってのは非常にクローズドな空間でございまして、学部の方に友達がいない私、完全に情報弱者となりまして、必死に就活情報を先輩やらOBに聞き求めたところ何やら怪しげな様子。まあ何しろ今の時代就活というのは情報の勝負でございます。ここで乗り遅れたのはいやはや手痛い。

 

 そんなこんなでようやく就活の輪郭がぼんやり見えた私は、「なんだ、茶番じゃねえか」と一人憤慨。こんなゲームのような仕組みに乗せられるのは業腹だし、部活も部活で半端にはやりたくない。ここにだらだらととり続けていた教職課程の教員実習があると。じゃあもう留年してのんびり来年やろうという次第になったわけでございます。

 

そんなんで私3年目は相も変わらず就活などどこ吹く風と言わんばかりに部活にますます熱中。教員実習ではガキを騙して大人気。といった具合でした。さて9月に部活が終って見るとさてこれから就活をせねばと言う具合になって参ります。しかし「終った人」である私、どうもやる気が起こらない。燃え尽き症候群という言い訳を盾にあっちで飲み、こっちで遊びとだらだらとしているうちに三月に相成ってしまったというわけでございます。今後どうなるか乞うご期待。って期待できるような文章じゃねえなこれは。

 

 みんなはちゃんと四年間で卒業してくれよな!